今回はユニットが持つタイプについて解説していきます。
各タイプの特長や、ユニットを選ぶときに重視すべきポイントなどについても紹介します。
ユニットタイプとは

ユニットタイプには次の3種類が存在します。
- 攻撃型
攻撃力が比較的高く、敵ユニットにダメージを与えるのが得意なユニットです。 - 支援型
ENや機動力が比較的高く、味方ユニットの攻撃をサポートすることが得意なユニットです。 - 耐久型
HPや防御力が比較的高く、敵ユニットからのダメージを減少させることが得意なユニットです。
すべてのユニットは、上記3種類のうちいずれかのタイプに設定されています。
ユニットタイプごとの特長
攻撃型

攻撃型のユニットは、とにかく攻撃でダメージを稼ぐことが特長であり、戦闘でもいかにダメージを出せるかが重要となります。
ステータス上の特徴
攻撃型ユニットは、基本的に「攻撃力上昇」のアビリティを所持しています。
そのため攻撃力が高めになりやすくなっています。
攻撃力は敵ユニットへのダメージに直結するステータスなので、攻撃型らしい特徴となっています。
武装の特徴
敵に対して特別なステータス変化を引き起こすような武装はなく、純粋にダメージを与えるだけの武装ばかりです。
武装効果としては、残りHPの割合や敵との距離などによってPOWERがさらに上昇するものがあります。
ユニット選びで優先したいポイント
攻撃力が高く、武装のPOWERが高いユニットほど大きなダメージを出せるので、この2つを主に重視します。
とはいえ敵に攻撃できないと意味がありませんので、移動力や武装の射程もある程度気にかけておく必要があります。
移動力4、射程1-2といったユニットでももちろん戦えますが、移動力5、射程5のユニットと比較するとどうしても戦いづらくなります。
移動力や射程が大きいユニットであれば、戦闘中の配置なども融通が利きやすくなります。
支援型

支援型のユニットは、敵にデバフを付与してダメージを伸ばすサポートを行うのが得意です。
ステータスの特徴
支援型の場合は、「EN上昇」もしくは「機動力上昇」のアビリティを持っていることが多いです。
支援攻撃を行うポジションにあることから他のタイプより攻撃回数が多くなりやすく、より多くのENが求められるからです。
攻撃回数が増える支援型のENが多くなるのはありがたいですが、増えたとしても攻撃1~2回分といった程度になります。
機動力については、正直消去法で選ばれたような気がしなくもないです。
武装の特徴
敵に与えるダメージを伸ばすために必要なデバフを敵に付与することができる武装を持っていることが多いです。
デバフを付与できるステータスは、
- 防御力減少
- 物理/ビーム/特殊武装による被ダメージを上昇
この2種類(4種類)に分けられます。
防御力減少はすべての武装に対して有効ですが、
物理・ビーム・特殊武装はデバフの種類とその後攻撃する武装のタイプが一致していないと効果がありません。
また、各種類のデバフは同じ種類同士で重ね掛けできず、効果が一番高いものしか発動しません。
違う種類のデバフであれば同じ敵に同時に付与することが可能です。
たとえばビーム武装の被ダメージ25%上昇を付与した場合、
ビーム武装の攻撃なら25%ダメージは増えますが、物理武装と特殊武装のダメージは増えません。


物理被ダメージ30%上昇の武装でデバフをかける前と後を比較してみると、ダメージは約1.18倍になっています。
30%増えるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、
裏では刹那がもつ与ダメージ上昇のアビリティで+15%、戦闘前に使用したアタックバーストで+20%、
そしてテンションが超一撃なので+30%されている状態です。
物理被ダメージ上昇デバフをかける前の倍率が100%+15%+20%+30%=165%、
30%デバフを付与した状態での倍率が165%+30%=195%。
そのため物理与ダメージデバフ30%によるダメージ上昇は18%程度になったのです。
もともとのダメージ上昇が多いほどデバフの効果は下がりますが、それでも重要なダメージ上昇効果です。
では、複数のタイプを持つEX武装の場合はどうなるのか。
EX武装は種類によって「物理+ビーム」「物理+特殊」「ビーム+特殊」の組み合わせが存在します。
これらの武装の場合、対応する被ダメージ上昇効果はどちらも効果を発揮します。
例として、物理+ビームのタイプを持つエクシアのEX武装で試してみます。



1枚目は防御力ダウン、2枚目は防御ダウン+物理被ダメージ上昇30%、3枚目はさらにビーム被ダメージ上昇30%を付与した状態です。
1枚目から2枚目で、1つ前にも確認できた、物理被ダメージ上昇による約18%のダメージ上昇が確認できます。
2枚目から3枚目ではさらに15%強ほどダメージが上昇しています。
これは、1枚目→2枚目→3枚目でダメージが165%→195%→225%と変化しているためです。
EX武装の場合、防御力ダウンを含めて3種類のデバフを活用できます。
ユニット選びで優先したいポイント
支援型のユニットに求められるのは、敵に対していかに大きなデバフを付与できるのかと、その種類です。
メインアタッカーが使う武装のタイプに合わせて物理/ビーム/特殊の被ダメージ上昇デバフを用意するのに加えて、
防御力ダウンのデバフを付与できるユニットを用意することが大ダメージへの近道となります。
そのため、各デバフごとに効果量が大きい武装を持つユニットの優先度が高くなっていきます。
耐久型

耐久型は、味方への支援防御と敵へのデバフで、味方全体の生存率を高めていくユニットです。
ステータスの特徴
耐久型のユニットは、「HP上昇」か「防御力上昇」、またはその両方のアビリティを所有していることが多いです。
それもあり、HPと防御力が比較的高くなります。
武装の特徴
敵に対して攻撃力低下、機動力低下、命中力低下のデバフを付与できる武装を持っていることがあります。
攻撃力ダウンはそのまま敵の攻撃力を下げて味方へのダメージを減らしてくれます。
機動力ダウンは敵の攻撃の命中率ダウン+味方からの攻撃の命中率アップの効果が期待できます。
命中率ダウンはそのまま敵からの攻撃の命中率が低下します。
いずれのデバフも味方の耐久をサポートする方向に効果を発揮しますが、
機動力ダウンだけは味方の攻撃を当てやすくするサポート効果も持っています。
ユニット選びで優先したいポイント
支援防御で敵の攻撃を受け止めるとき、
通常は受けるダメージが20%減少しますが、シールド防御を持つユニットだと40%減少します。
この差は非常に大きいため、耐久型は基本的にシールド防御持ちが優先されます。
シールド防御に加えて、HPや防御力が高いユニットほど、敵から大きなダメージを受けても耐久できる確率が大きくなります。
また、敵に倍率が高い攻撃力ダウンを付与できるユニットも優先度が高いです。
敵に直接攻撃力ダウンを付与することで、こちらのアタッカーが狙われたときに支援防御しなくても耐久できるようになる場合があるからです。
支援防御できるか条件は、支援防御するユニットが移動できる範囲に攻撃されるユニットがいることとなっています。
そのため、支援防御するユニットの移動力が高いほど支援防御しやすくなります。
敵の攻撃が届かない範囲から支援防御できるようになったりしますので、移動力も重要となります。
まとめ
今回はユニットのタイプ(攻撃型・支援型・耐久型)について紹介しました。
紹介した内容をまとめると、
・攻撃型は敵への攻撃でダメージを出す
・支援型は防御系デバフを付与して、味方のダメージを伸ばす
・耐久型は攻撃系デバフを付与して敵からのダメージを減らしつつ、敵からの攻撃に耐久する
となります。
より詳細の部分については、必要に応じてこの記事を見返していただければと思います。