攻略メモ・豆知識

アイコンの意味は?EX武装の何が強いのか?武装の見方について解説

ユニットの戦力を決定づける要素の1つが「武装」です。
単なる攻撃手段にとどまらず、属性や効果、ステータスの違いによって大きく異なってきます。

特に「EX武装」はURユニットにしか搭載されていない強力な武装で、雑に使っても強いですが理解して使うと非常に強力です。

この記事では、武装について体系的に解説し、EX武装の強さとその活用方法を分かりやすく紹介していきます。

武装とは

このゲームでは、すべてのユニットに1つ以上の武装が用意されています。

武装とは敵に攻撃してダメージを与えるための手段です。

この武装の性能によって、敵に攻撃できるかどうかや、どれだけのダメージを出せるのかが変わってきます。

武装の持つステータスについて

武装には様々なステータスが設定されています。

GNソードの武装ステータス

RANGE

武装の射程で、何マス先まで攻撃できるかを示しています。

1-1なら隣り合ったマスにのみ、3-5なら3マスから5マス離れたところにいる敵に攻撃できます。

射程の数値が小さければ敵に近づかないと攻撃できないですし、
遠いマスにしか攻撃できない武装だと、近づかれたとき反撃で使用できません。

POWER

武装の攻撃力を示しています。

この数値が高ければ高いほど大きなダメージが出ます。

有志の調査によると、POWERとダメージは比例するとのことです。

EN

武装を使用した時に減少するENの量です。

強力な武装ほど多くのENを消費するようになっています。

命中

敵ユニットへの命中率にかかる補正の量です。

クリティカル

クリティカルの発生率を変化させます。

パイロット側で補正をかけない限り、基本的な武装だとクリティカルは0%、つまり発生しません。

クリティカルダメージの増減については、武装効果の欄に記載されます。

属性

ビーム属性アイコン
ビーム属性
物理属性アイコン
物理属性
特殊属性アイコン
特殊属性

各武装ごとに、「ビーム」「物理」「特殊」のいずれかの武装属性が設定されています。

アビリティや武装効果の中には、特定の属性に対してのみ有効なものがあります。

例えばビームならビーム被ダメージ上昇のデバフを付与することでダメージを伸ばせたり、
Iフィールドなどビームのダメージを減少させるアビリティでダメージを減らされたりします。

武装のタイプ

武装には「射撃」「格闘」「覚醒」という3つのタイプがあり、いずれかのタイプが設定されています。

射撃タイプの武装は搭乗するキャラクターの射撃値が、格闘タイプならキャラクターの格闘値が、
覚醒タイプならキャラクターの覚醒値が高いほど敵に与えるダメージが増加します。

武装によっては複数のタイプを持つものがあります。
この場合は、該当するタイプに対応するステータスのうち、最も高いステータスによってダメージが決まります。

例えば射撃値300、格闘値500のキャラクターが射撃と格闘の2タイプを持つ武装を使用した場合は、
数値が高い格闘値の500という数字をもとにダメージが計算されるようになります。

武装効果

武装には「武装効果」を持つものが存在します。
効果はユニットのタイプ(攻撃型・支援型・耐久型)によって異なります。

高威力系(攻撃型)

高威力系アイコン
高威力系

条件に応じて威力が上がる効果を持ちます。
例)敵から近い/遠いほどPOWERが上昇

赤色のアイコンで表示されます。

弱体系(支援型・耐久型)

弱体系アイコン
弱体系

敵ユニットを弱体化させる効果(デバフ)を持ちます。
例)敵の防御力を30%減少させる

黄色のアイコンで表示されます。

その他

その他アイコン
その他

特に追加効果がない代わりに、ENの消費が少なめになっています。

緑色のアイコンで表示されます。

武装効果のうち、デバフについては別の記事でまとめています。

MAP兵器

武装の中には、「MAP兵器」と呼ばれる特殊な武装が存在します。

MAP兵器の特徴としては、以下のようなものがあります。

敵ユニットを指定するのではなく、攻撃範囲を指定する

MAP兵器の種類によりますが、MAP兵器は共通して複数マスに対して攻撃を仕掛けます。

攻撃範囲に敵ユニットがいないメッセージ

範囲は主に3種類ありますが、いずれも攻撃範囲に対象がいない場合には攻撃することができません。

全方位

全方位の攻撃範囲

自機を中心に、射程内の敵に対して攻撃します。

MAP兵器選択時は、範囲と対象ユニットの確認を行います。

ギャンのハイドポンプのように、範囲内の全マスではなく飛び飛びのマスに攻撃するMAP兵器も存在します。

方向範囲指定

方向範囲指定の攻撃範囲

ユニットの上下左右どちらに攻撃するかを指定します。
攻撃前に範囲と攻撃対象などを確認してから発動することができます。

範囲はMAP兵器によって「扇形」「長方形」などがあります。

扇形のMAP兵器の範囲に入るかどうかは、使用位置からちょうど斜めの範囲が攻撃対象外だと認識すれば分かりやすくなります。

着弾点指定

射程内のマスを指定し、そこから決まった範囲の敵に対して攻撃します。

ガンダム試作2号機(EX)であれば着弾地点から3マス先まで攻撃範囲は広がりますが、
大抵の場合は指定したマスのみが攻撃対象となります。
そのためほぼユニットを指定しているのと変わりません。

移動する前にしか使用できない

MAP兵器は移動する前にしか使用できません。

複数の敵に対して一方的に攻撃できる魅力的な武装ではありますが、
移動してから使うことができないため、使い勝手は悪くなっています。

移動後に敵を撃破してチャンプステップを発生させれば、そこから移動せずにMAP兵器を使用することは可能です。
使用したい位置に移動して敵を撃破して、そこからMAP兵器を使用すれば、疑似的に移動後のMAP兵器が可能になります。

MAP兵器で敵を倒しても、チャンスステップは発生しない

MAP兵器によって敵を撃破した場合でも、チャンスステップは発生しません。

攻撃対象を1体だけにして撃破しても、逆に複数回まとめて撃破しても、そこで行動終了となります。

エターナルロードに登場する敵など無条件でチャンスステップが発生する場合、チャンスステップの発生が優先します。

1回の出撃で使用できる回数に制限がある

MAP兵器には弾数が設定されていて、1回の出撃では弾数に書かれた回数までしか使用できません。

安易に使いすぎると、戦闘の後半で使いたくなったときに弾切れで使えなくなるという可能性もあります。

必ず命中する

MAP兵器には武装効果として「絶対命中」が設定されています。
そのためMAP兵器で攻撃するときには必ず命中し、回避されることがありません。

こちらがスウェーを使って100%回避状態になっていた場合でも、MAP兵器は回避することができません。
その場合はスウェーの効果も消費されませんので、撃破されていなければ次の一般武装を回避することができます。

敵から反撃されず、防御行動もされない

MAP兵器での攻撃の場合、敵は反撃も防御も行いません。
支援反撃や支援防御も発生しないため、一方的に攻撃することができます。

敵から反撃される心配も、防御されてダメージが減らされることもありません。

使用することで移動する武装もある

MAP兵器の中には、使用後にユニットの位置が変化するものがあります。
(マスターガンダムの超級覇王電影弾など)

移動後の位置は攻撃方向に何マス先かが決まっています。

移動後のマスにユニットや障害物があって移動できない場合は発動できません。

アイコンはMAP兵器専用のもの

武装アイコンは専用のものが用意されています。

MAP兵器アイコン
MAP兵器アイコン

必中効果があるため、武装効果としては高威力系に分類されるようです。
敵の攻撃力ダウンなどの弱体系効果を持っていても、アイコンは赤色で表示されています。

EX武装

URのユニットには、EX武装と呼ばれる強力な武装があります。

アイコンは汎用のものではなく、そのユニットの立ち絵の一部が採用されています。

POWERが高いこともそうなのですが、EX武装には他の武装にはない特別な性質がいくつかあります。

3つすべての武装タイプを持つ

EX武装は「射撃」「格闘」「覚醒」すべての武装タイプを持ちます。

すべてのタイプに対応していますので、攻撃する際にはパイロットの「射撃値」「格闘値」「覚醒値」のうち最も高い数値を参照します。

例えばZガンダム(EX)+カミーユ・ビダン(UR)の場合、最も高い覚醒値(970)が使用されます。
どれかの数値だけでも突出して高いと、それだけEX武装で大ダメージを狙えるようになります。

搭乗するキャラクターのステータスに関わらず、一番高い数値を使って攻撃してくれます。
どれか1つのステータスが飛び抜けて高い場合、EX武装のダメージがさらに加速します。

ビーム・物理・特殊のうち2つの属性を持つ

EX武装によって属性は違ってきますが、どれも2つの属性を持っています。

これにより、複数の属性別被ダメージ増加デバフの恩恵を受けることが可能です。
通常の武装だと1種類の被ダメージ増加デバフしか効果を得られませんが、EX武装なら2種類の効果を同時に受けられます。

例えばストライクフリーダムガンダムのEX武装であれば、ビームと特殊の2属性が設定されています。
そのためビーム属性被ダメージ増加デバフと特殊属性被ダメージ増加デバフの両方が影響します。

対応するデバフを付与できるユニットと一緒に出撃させて、二重にダメージ増加デバフをかけて大ダメージを狙いましょう。

絶対命中の効果を持つ

EX武装にはMAP兵器と同じく絶対命中の武装効果があり、攻撃が外れる心配がありません。

超高難度の戦闘でも攻撃が外れる心配がないため、安心して使っていけます。

武装属性被ダメージ減少効果を無視する

EX武装はビーム・物理・特殊のうち2つの属性を持ちますが、これにより本来はビーム軽減と物理軽減を二重で受けたりする可能性があります。
ですが、「武装属性ダメージ軽減無効」の武装効果を持っているため、ビームや物理などを軽減するアビリティや効果の対象となりません。
これにより、属性を2つ持つことがデメリットになりません。

もちろん、敵のIフィールドなどを無視して攻撃できるため、属性2つ持ちでなかったとしても純粋にメリットがある効果です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はユニットが持つ武装のステータスや性質について解説しました。

武装は単なる攻撃手段ではなく、ユニットの個性を最大限に引き出すための重要な要素です。
中でもEX武装は、3タイプへの対応、2属性、必中効果、属性軽減無効といった複数の強みを兼ね備えており、まさに「特別な武装」と言える存在です。

今回の記事で紹介したように、武装のステータスや属性、武装効果を正しく理解することで、より戦略的な編成やプレイが可能になります。
EX武装の強さを“ただ高威力だから”と捉えるのではなく、その仕組みを理解して活かすことが、上級プレイヤーへの第一歩です。

ぜひ自分の編成やプレイスタイルに合った武装の使い方を見つけて、さらにGジェネエターナルの世界を楽しんでください。

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