今回はHi-νガンダムをSP化させるとどれくらい性能が変わるのか、SP化させる価値があるのかどうかを検証します。
Hi-νガンダムの性能
Hi-νガンダムの強さを確認
Hi-νガンダムは開発機でありながら、防御関連のアビリティが揃っていて移動力も5ある、支援防御役として非常に優秀なユニットです。
Hi-νガンダムの強さについては別の記事で紹介済みですので、今回は実際の性能検証に専念したいと思います。
SP化前後のステータスを比較
SP化する前とした後のステータスを確認しておきます。


ステータス | SP化前(LV90) | SP化後(LV100) |
---|---|---|
HP | 84581 | 102963 |
EN | 284 | 338 |
攻撃力 | 7026 | 8554 |
防御力 | 9291 | 11311 |
機動力 | 6297 | 7659 |
SP化すると、どのステータスもおよそ21.7%ほど上昇します。
この上昇割合は、SSRの開発・イベント産ユニットであればおおむね共通しています。
Hi-νガンダムのSP化を検証
検証の前提条件


今回の検証では、Hi-νガンダムが支援防御で敵から攻撃を受ける時のダメージを計算し、SP化前と後でのダメージ量と割合を確認します。
パイロットについては、エターナルロードの逆襲のシャアステージはパイロットも制限されるため、同じシリーズからクェス・パラヤを選出。
それ以外のステージでは入手のしやすさを考慮してシャア・アズナブル(GQ)を使った場合の数値で計算します。
二人ともフォースガードのスキルを持っていますので、スキルは使った状態でダメージ計算を行います。
支援防御時には防御力が上昇するアビリティもありますので、そちらも考慮します。
クリティカルの発生については考慮しません。
サポーターについては外した状態で検証・計算を行います。
そのため、実際にはサポーターの補正があればダメージはさらに小さくなります。
▼ダメージ計算ツールについてはこちらを使用しています。
検証時の仮想敵
ダメージ計算の対象とする敵は、高難易度ステージで登場する敵を想定します。
具体的にはエターナルロードのうちHi-νガンダムが出撃可能なエキスパートステージに登場するボスクラスの敵とします。
(イベントに登場する敵は攻撃力などの幅がありすぎるため今回は除外)
ステータスは戦闘開始時点のもので、テンションは普通、特定ユニットが発生させるバフなども有効な状態で計算します。
(ユニットを撃破してバフを消失させればダメージも変わってきます)
(フォウ・ムラサメなどアビリティ効果で初期テンションが違う場合も考慮)


すべての組み合わせを実際に再現してダメージを確認するのは難しいので、ダメージ計算ツールを使用しています。
一部の攻撃は実際のダメージと比較することで誤差や入力間違いを避けるようにしています。
ダメージ計算の結果
宇宙世紀シリーズ
敵ユニット名 | 武装名 | ダメージ(LV90) | 割合(LV90) | ダメージ(LV100) | 割合(LV100) |
---|---|---|---|---|---|
クィン・マンサ | 大型ビーム・サーベル | 58754 | 69.5% | 56777 | 55.1% |
拡散メガ粒子砲 | 35951 | 42.5% | 34755 | 33.8% | |
ファンネル | 63001 | 74.5% | 60953 | 59.2% | |
拡散メガ粒子砲(MAP) | 68906 | 81.5% | 66612 | 64.7% | |
サイコ・ガンダム | 格闘 | 47288 | 55.9% | 45237 | 43.9% |
ビーム砲 | 29768 | 35.2% | 28527 | 27.7% | |
拡散メガ粒子砲 | 37208 | 44.0% | 35662 | 34.6% | |
拡散メガ粒子砲(MAP) | 71313 | 84.3% | 68345 | 66.4% | |
ビグ・ザム | クロー | 62748 | 74.2% | 60990 | 59.2% |
全周囲メガ粒子砲 | 40811 | 48.3% | 39628 | 38.5% | |
全周囲メガ粒子砲(MAP) | 79438 | 93.9% | 77488 | 75.3% |
主人公
敵ユニット名 | 武装名 | ダメージ(LV90) | 割合(LV90) | ダメージ(LV100) | 割合(LV100) |
---|---|---|---|---|---|
シャア専用ザクⅡ | キック | 77727 | 91.9% | 73280 | 71.2% |
ザク・バズーカ | 33317 | 39.4% | 31410 | 30.5% | |
ガンダム試作2号機 | ビーム・サーベル | 67304 | 79.6% | 62994 | 61.2% |
アトミック・バズーカ(MAP) | 91997 | 108.8% | 87650 | 85.1% |
逆襲のシャア
敵ユニット名 | 武装名 | ダメージ(LV90) | 割合(LV90) | ダメージ(LV100) | 割合(LV100) |
---|---|---|---|---|---|
ナイチンゲール | ビーム・トマホーク | 135260 | 159.9% | 132335 | 128.5% |
大型メガ・ビーム・ライフル(収束) | 88377 | 104.5% | 86448 | 84.0% | |
ファンネル | 152130 | 179.9% | 149058 | 144.8% | |
大型メガ・ビーム・ライフル(収束)(MAP) | 77782 | 92.0% | 76293 | 74.1% |
検証結果
逆襲のシャアステージのナイチンゲールからの攻撃だと、支援防御しても一撃で倒されるレベル、MAP兵器でも2発耐えられないのが変わらないため効果は薄いです。
ですが、それ以外のステージならダメージが明確に下がるので、サポーターによるHP回復なども活用すれば確定ラインも変わりそうです。
確定で2発耐えられていたところから確定3発耐えられるようになれば戦略も広がりますし、撃破されずクリアのミッションも達成しやすくなります。
ダメージを計算してみると、SP化することでダメージ自体は3%~5%程度減少するくらいなので効果は少なかったです。
敵の攻撃力が非常に高いためか、防御力の上昇はそこまで影響がないようでした。
対してSP化によって最大HPも上昇していますので、その分攻撃ダメージが最大HPに占める割合は少なくなります。
HPが20%以上上昇しますので、防御力上昇によるダメージ減少も加味すると、割合的には8割くらいにまでダメージを減らせることが分かりました。
ダメージを2割カットできると考えれば、SP化の価値は充分あると言えると思われます。
※今回の検証結果はあくまでもエターナルロード・エキスパートステージでのダメージ計算結果です。
出撃するステージや登場するパイロットなどによって結果が変わってくる可能性があります。
この被ダメージの変化を見て、Hi-νガンダムのSP化を検討する材料の1つにしていただければと思います。