リメイク版で確認されている情報

2023年6月21日に公開された映像から分かる情報をまとめています。

原作で活躍した5人のメンバー全員が登場

リメイク版の映像にはマリオ、マロ、ジーノ、クッパ、ピーチの5人全員が登場しています。

スクウェアに版権があったジーノも無事に登場したことから、
万全の状態でリメイク版が作成されていると期待できます。

美麗なグラフィック

もともと原作ではクォータービューを採用していたので、
見下ろすような視点である程度立体的に見えていました。

リメイク版ではキャラクターやマップがすべて3Dで描画されています。
解像度も上がり、非常にきれいな見た目になっています。

全曲アレンジされた音楽

スーパーマリオRPGの楽曲を手掛けた下村陽子さんが、
リメイク版の作成にあたり全曲アレンジを手掛けたとのことです。

新しくなるBGMにも期待ですね。

アクションコマンドの進化

原作のスーパーマリオRPGではタイミングよくボタンを押すことで、
与えるダメージを増やしたり受けるダメージを減らしたりできました。

リメイク版ではアクションコマンドを押すタイミングで「!」マークが表示されるサポート機能があるそうです。
さらに攻撃ではモンスター全体に攻撃を与えることも可能に。

また、アクションコマンドを連続で成功させることでチェインがつながり、
能力が上昇して戦いやすくなるとのこと。
今までよりもアクションコマンドが重要になりそうです。

連続ジャンプの回数もリアルタイムで表示されるようですね。

■アクションコマンドを使ったバトル
 モンスターとの戦闘中、タイミングよくボタンを押すことで、相手からのダメージを0にできたり、モンスター全体に攻撃を与えたりすることができたりします。またボタンを押すタイミングを成功し続ければ、「チェイン」がつながり、能力があがってバトルが有利になります。慣れないうちは、ジャストタイミングで「!」マークが出るサポートも。

公式ホームページ

おそらく原作と同じダメージ計算式

情報量が不足しているので確定ではありませんが、
公開された情報から察するに、ダメージ計算式などは原作を踏襲するものと思われます。

ジーノブラストでクィーンフラワーとつぼみ2体に攻撃している場面。
ジーノの魔法攻撃が76であれば原作でのダメージ計算式で計算できます。

ジーノブラストの威力は50、クィーンフラワーの魔法防御は80。
アクションコマンド成功(星3つ)で2倍になったとすれば
ダメージは (76 + 50 - 80) x 2 = 92。

つぼみの魔法防御は50なので、ダメージは (76 + 50 - 50) x 2 = 152。

ジーノウェーヴは使っていないのか・・・

マルガリータとドドはどちらも魔法防御が60ですので、
魔法攻撃84のマロが使うでんげきビリリであれば(84 + 15 - 60) x 1.25 = 48.75。
小数点以下切り捨てなので48ダメージになります。

ウルトラジャンプはアクションコマンドを成功させるたびに「対象を追加」もしくは「追加ダメージが発生」します。

ウルトラジャンプの威力が65、パックンフラワーの魔法防御は22ですので、
マリオの魔法攻撃が57であれば基本ダメージは100となります。
このとき追加ダメージは100÷8=12となります。(小数点以下切り捨て)

対象の追加が3回、ダメージ追加が左から2回、4回、2回、1回発生しています。
合計12回、これはウルトラジャンプの12hitという表記と一致しています。

アメリカのNintendo Directで公開されたものでも同じ方法で12hitの時の計算式が原作と同じであることが確認できます。

というような感じで、ムービー内では原作の計算式と矛盾する部分はありませんでした。

ピーチの攻撃力を計算

ピーチがフライパンを使ってカメザードに大ダメージを出していました。
(日本語版では278、北米版・欧州版・豪州版は同じゲーム映像で258でした)
この時点でのピーチはどれくらいの攻撃力だったのか計算してみました。

原作と同じ仕様やステータスが引き継がれていると仮定しますが、
フライパンの攻撃力は90±20となっています。

カメザードの防御は60。
オノレンジャーで一番低いグリーンと同じ数値で、ボスの中では低めです。

ダメージ計算式を記載すると、
(ピーチの攻撃ーカメザードの防御)×(ATTACK UP補正)×(アクションコマンド補正)となります。
※詳しい計算式はこちらで解説しています。

考えられるダメージ

まずは考えられるダメージを計算してみます。
最大HPの条件が違うので、日本版から確認します。

日本版

ピーチの最大HPは157です。
レベルアップボーナスをすべて物理攻撃・防御に振っていた場合、
レベル24の時点で最大HPが157となります。
この数値はレベルアップシミュレータですぐに確認できます。

ちなみにマリオとクッパでも同じく物理特化で育成すると、
レベル24の時点で最大HPが167と195になります。
3名ともHPに振らずに育成した状況である可能性が高そうです。

物理特化で育成すると、Lv24のピーチの攻撃力は138となります。
これにフライパンを装備させると攻撃力は208~248となります。
(クッパを物理特化でLv30まで育成し、最強武器ドリルクロー装備でようやく同じ228になる)

この状態でカメザードに攻撃すると、ダメージは148~188になります。

ここからアクションコマンドに成功しているので、1.25倍もしくは1.5倍になります。
1.5倍なら222~282となります。

ジーノがいないのでATTACK UPによる強化をしていないとすると、
日本版で出ていたダメージに矛盾しない条件となっています。
ダメージ自体は結構上振れしてたようですね。

仮に魔法特化の育成だった場合、
同条件でのダメージは184~244ですので条件に合いません。

英語版(北米版・欧州版・豪州版共通)

ピーチの最大HPが161となっています。

これは物理特化の育成でレベル26まで育成した時の数値と同じです。
この時のピーチの攻撃力は144となります。
日本語版のLv24と比べて6だけ高いです。

マリオとクッパを同条件(物理特化)で育成したとすれば、
マリオはLv27、クッパはLv26で動画と同じHPになります。

この場合でアクションコマンドを成功させたときのダメージは、
231~291となります。

こちらは中央値(261)に比較的近い数値でした。

物理だけに特化させて育成したピーチとフライパン…
そりゃ強いはずですね。