ゼンゼロのエーテル属性支援エージェント、ニコの性能や使い方、オススメ装備などをまとめて紹介していきます。
編成内での主な役割
ニコは支援特性を持つエージェントで、
主な役割は味方への支援となります。
支援方法は敵の防御力を下げる効果によるダメージの底上げです。
エーテル属性の味方がいれば、エーテル属性のダメージを増加させることも可能です。
重要なスキル
ニコのコアスキルを把握しておきましょう。
ニコのコアスキル:
敵に力場もしくは強化通常攻撃でダメージを与えると、敵のダメージを3.5秒間低下させる
通常攻撃で防御力を下げたとしても、3.5秒だと短すぎます。
この効果をしっかり活用しようとすると、ニコ自身をアタッカーにすることになります。
対して力場(強化特殊スキル・連携スキルなどで発動するブラックホールのような攻撃)による防御ダウンであれば、
力場の継続時間+3.5秒の間デバフをかけ続けることが可能です。
力場自体はおよそ2秒継続しますし、心象映画(凸効果)を1つ解放すればさらに延長されます。
力場自体の継続時間2秒+力場が最後にダメージを与えてから3.5秒なので、力場によるデバフは実質5.5秒の継続時間があります。
さらにエーテル属性ダメージを25%アップさせる効果もありますので、
朱鳶のようなエーテル属性のアタッカーと組ませる場合はさらに支援能力が強力になります。
とはいえ、Ver1.1までに実装されているエーテル属性のエージェントは、ニコと朱鳶の2名だけですが…
おすすめの立ち回り
ニコの役割としては、とにかく力場の攻撃を当てて敵の防御ダウンと味方のエーテル属性ダメージアップを発生させることです。
力場が発生する攻撃は
・強化特殊スキル
・連携スキル
・終結スキル
の3つがあります。
例えば青衣・ニコ・朱鳶でチームを編成した場合、
青衣で敵をブレイクしてニコの連携スキルを発動し、朱鳶で攻撃するという流れが基本になります。
これでニコの連携スキルを発動して敵の防御を下げつつエーテル属性ダメージアップを発動し、
ブレイク中の敵への攻撃が強力な朱鳶で一気に攻めることが可能です。
編成の並べ方
支援エージェントに共通することですが、
ニコの右隣にアタッカーを配置するようにしましょう。
ニコを右端に配置する場合は、アタッカーを左端に配置しましょう。
これはニコの強化スキルが敵に当たった場合に、右隣のエージェントで支援突撃を発動できるからです。
ニコのデバフを付与しつつスムーズにアタッカーを出せるようになりますし、
朱鳶の場合は支援突撃で強化散弾も回収できるため、編成の配置は必ず意識するようにしましょう。
スキルレベル上げの優先順位
最優先:コアスキル
ニコのスキル上げで最優先するべきは「コアスキル」です。
むしろコアスキルだけ上げればいいといっても過言ではありません。
コアスキルのレベルを上げると、コアパッシブによる敵の防御力を下げる効果が大きくなります。
敵の防御力が下がれば与えられるダメージが大きくなりますので、
ニコのコアスキルを上げるだけでメンバー全員によるダメージを伸ばすことが可能です。
仮にニコの育成が不十分だとしても、コアスキルの効果で味方のエージェント(特に強攻)のサポートができます。
そのため、ニコはコアスキルのレベルをどんどん上げていくことをおすすめします。
優先度中:連携スキル・特殊スキル
ニコのスキルレベルのなかで優先するべきは、力場を発生させる連携スキルと特殊スキルです。
コアスキルを発動させることができる攻撃ですし、
立ち回りにもよりますが、場合によっては連携スキルを使うときにしかニコが登場しない可能性もあります。
それほど極端な例でなくても、ニコは連携スキルと特殊スキルを上げておけば事足りるケースが多いです。
ニコの育成が不十分だと、スキルレベルを上げてもダメージはそれほど変わりません。
強攻エージェントの育成が終わり、ニコの育成にも力を入れられるようになった段階から本腰を入れて強化していきましょう。
次点:通常攻撃スキル
力場を発生させる攻撃以外に、通常攻撃とダッシュ攻撃を使ってもコアスキルを発動させることは可能です。
そのため通常攻撃のスキルレベルを上げておいてもいいでしょう。
効果時間が短い点は使い勝手が悪いですが、強化特殊スキルが撃てない場合にはお世話になるケースもあります。
余裕があれば:その他
育成素材に余裕が出てきたら、他のスキルもある程度上げておきましょう。
とはいえ、使う頻度はかなり低いため、優先度はかなり低いといえます。
意識するステータス
エネルギー回復系
アンビーの特殊強化スキルは、かなりのブレイク値を稼いでくれます。
無敵時間もあるため、敵の攻撃が激しい時の回避行動としても使えます。
そのためエネルギーはいくらあっても困ることがありません。
モチーフ音動機である程度エネルギー獲得効率を上げることはできますが、
それ以外でも多少エネルギー効率を上げられると強化特殊スキルを回しやすくなります。
ニコはとにかく強化特殊スキル(+連携スキル)を撃つことによる味方への支援をこなしたいので、
強化特殊スキルを撃つ回数を増やすためにも、エネルギー回復に関連するステータスを伸ばしましょう。
異常掌握
意外かもしれませんが、ニコは異常掌握を意識しておいた方がよかったりします。
その理由は、エーテル属性を強化するドライバディスク「混沌のヘヴィメタル」の存在です。
エーテル属性のアタッカーに推奨される「混沌のヘヴィメタル」は、[侵蝕]状態の敵に攻撃することでバフ効果が上昇します。
そのため、敵をなるべく侵蝕状態にしておきたいのです。
そこでニコの異常掌握を上げておくことで、敵に侵蝕の状態異常を付与しやすくなります。
これによってドライバディスクの効果を発動しやすくなり、アタッカーの火力を伸ばすことが可能になるのです。
編成するアタッカーがエーテル属性でなければ、異常掌握を意識して強化する必要はあまりありません。
おすすめの装備品
音動機
ザ・ボールト
ニコのモチーフ音動機です。
適合特性が支援で、効果の発動条件が「『強化特殊スキル』、『連携スキル』または『終結スキル』がエーテル属性ダメージを与えた時」のため、リリース時点ではニコしか効果を起動することができません。
ニコが強化特殊スキルもしくは連携スキルを使ったときに、チーム全体に与ダメージバフをかけてくれます。
コアパッシブの防御力ダウンと同時に発動しますので、操作を増やさずニコの支援能力を伸ばすことが可能です。
ニコが力場を活用するための音動機です。
持っている場合、ニコに優先して装備させてあげましょう。
歳月の薄片
ストーリーを進めると確定で1つ入手でき、
リリース前Webイベントで入手することもできました。
チーム全体のさまざまな行動によって、デシベル値と装備者のエネルギーが回復します。
終結スキルとニコの強化特殊スキルの発動回数を増やせますので、
モチーフ音動機がなければとりあえずこれを装備させればOKです。
汎用性が非常に高い音動機ですので、
音動機ガチャ(モチーフ音動機)を引く予定がないのであれば最優先で強化しても問題ありません。
「残響」-Ⅱ型
上級ステータスのエネルギー自動回復により、ニコの強化特殊スキルを発動させやすくします。
追加効果の発動条件が「『強化特殊スキル』または『連携スキル』発動時」となっており、
ニコのコアパッシブ発動を意識していれば自然と発動できます。
効果もチーム全体の異常掌握+異常マスタリー増加と無駄になりにくいものです。
A級音動機「歳月の薄片」が確定で入手できますので、
正直こちらをわざわざ強化して使う必要はないでしょう。
ドライバディスク
最優先:スイング・ジャズ
支援特性エージェント御用達、他のエージェントでも使える場合があります。
2点セットではエネルギー自動回復の強化、
4点セットでは味方への与ダメージバフを付与できます。
『強化特殊スキル』では4点セット効果が発動しないため、少々注意が必要です。
とはいえ効果時間が12秒と比較的長くなっていますので、
ドライバディスクの効果はブレイク時の連携スキルで発動、コアパッシブは途中にも強化特殊スキルを使ってかけ直し、
みたいな戦い方をすれば充分に効果の恩恵を受けられます。
2セット効果:ニコの火力強化(優先度低め)
2点セット効果のなかで支援向けの効果はエネルギー自動回復くらいですので、他に優先させたいものはあまりありません。
ですので、ニコ自身が出すダメージの底上げを狙うような形になります。
候補としては、
①フリーダム・ブルース(異常マスタリー+30Pt)
②混沌のヘヴィメタル(エーテル属性ダメージ+10%)
③ホルモン・バンク(攻撃力+10%)
④ウッドペッカー・エレクトロ(会心率+8%)
⑤バファー・エレクトロ(貫通率+8%)
と多岐に渡ります。
余った2枠については、とりあえずニコが少しでも恩恵を受けられるものを選んでおけばOKです。
フリーダム・ブルースについては、4セット効果を狙いにいくのもおすすめです。
侵蝕状態の発動を狙いやすくなりますので、強攻エージェントに混沌のヘヴィメタルを装備させているのであれば、スイング・ジャズの4セット効果を外してでも狙っていいくらい好相性です。
おすすめのメインステータス
6枠目:エネルギー自動回復 or 異常掌握
いきなり6枠目を紹介していますが、ニコの場合は6枠目のメインステータスが最も重要です。
基本的には連携スキルと、エネルギーが貯まっていれば強化特殊スキルで敵にデバフをかけるのが役割なので、
エネルギーが貯まることはそのままデバフをかける頻度の向上につながります。
そのためエネルギー自動回復が一番いい選択肢と言えるでしょう。
対して、エーテル属性の強攻エージェントの瞬間火力を少しでも伸ばしたい場合、
敵を素早く侵蝕状態にするため、ニコの異常掌握を上げておくのも悪くはありません。
ですがエネルギー自動回復をあきらめる分、強化特殊スキルを撃つ回数が下がります。
エーテル属性攻撃の回数が減るせいで、逆に侵蝕状態にしづらくなるケースもあります。
おすすめとなるものは編成によって変わるのですが、
強攻キャラに混沌のヘヴィメタルを装備、かつニコは連携スキルメインなのであれば異常掌握、
そうでない場合、もしくは考えるのが面倒な場合はエネルギー自動回復を選んでおきましょう。
4枠目・5枠目
4枠目と5枠目は、そこまで優先的に選ぶべきメインステータスがありません。
しいて言えばニコが与えるダメージを少しでも伸ばすためのステータスを選ぶことになりますが、
ニコの育成・厳選が進んでいない場合は適当でも構いません。
セットステータスを発動させるための有り合わせを装備させておいてもいいくらいです。
心象効果(凸効果)
続いては心象効果の紹介です。
ストアでニコの解放アイテムを購入してどれくらい強化できるかというような参考になれば幸いです。
段階 | 効果 | 解説 |
---|---|---|
01 | 強化特殊スキルの状態異常蓄積値アップ 強化特殊スキルチャージで力場の継続時間延長 | 力場の効果時間と状態異常蓄積値が上昇する、非常に強力な効果。 対象が強化特殊スキル限定である点は要注意。 |
02 | コアパッシブ発動でニコのエネルギー回復 | ニコの強化特殊スキルの回転率アップ |
03 | 各スキルレベル+2 | ニコのダメージ強化。恩恵は少なめ。 |
04 | 力場の半径が拡大 | 敵の吸引やコアスキル発動対象の拡大、ザコ戦が楽になる。 |
05 | 各スキルレベル+2 | ニコのダメージ強化。恩恵は少なめ。 |
06 | 味方の会心率アップ(最大15%) | 味方の火力をさらに底上げ |
おすすめなのは1凸、4凸、6凸で、特に1凸の効果はかなりおすすめです。
状態異常蓄積値が増えることで侵蝕状態にしやすくなりますし、
力場の継続時間が伸びることでコアスキルの効果時間も伸びるので戦いやすくなります。
注意点ですが、1凸効果を意識すると強化特殊スキル中心の立ち回りを意識する必要があります。
連携スキルしか使わないのであれば、1凸しても何も変わりません。
また、チャージして力場の継続時間を伸ばす場合、チャージの時間だけニコが場に出る時間が伸びることになります。
アタッカーが前に出る時間はその分短くなるため、立ち回りはしっかり考えないといけません。
個人的には、無理して凸を進める必要はないと思います。
ガチャでたまたま出てきたらラッキー程度に考えておくのがよさそうです。