ゼンレスゾーンゼロを開発しているホヨバース、
そこから同じくリリースされている原神のプレイヤー目線から
ゲーム序盤を有利に進められる方針をご紹介します。
リリース前・リリース直後にしておくこと
ゼンレスゾーンゼロがリリースされる前から差をつけられる要素があります。
詳しくは別の記事にまとめていますが、
リリース直前Webイベントをこなすことでアイテムを入手可能です。
リリースした後もしばらくWebイベントは続きますので、
気づいたタイミングで一度参加してみてください。
育成するキャラと武器を絞る
キャラ(エージェント)育成
育成キャラは絞ること
15人以上のキャラクターを使って育成・戦闘できるのですが、
すべてのキャラクターを育成していると、育成のためのアイテムなどが足りなくなります。
数字は適当ですが、
10人育成しようとすると全員レベル40止まりだけど、
3人に絞っていればレベル60以上まで上げられる・・・
そういう事態は平気で起こります。
後述しますが、敵は名声レベルに応じてどんどん強くなります。
そんな中でキャラクターの育成が追い付かなくなると、
どのコンテンツもクリアできなくなって詰み状態になる可能性もあります。
詰み状態を避けるため、そして比較的楽にゲームを攻略していくため、
序盤は2~3名のキャラクターに絞って、少数精鋭のエリートを育成していきましょう。
育成リソースはレベルが高くなるにつれてどんどん要求量が増えてきます。
ゲーム序盤でリソースが足りそうだと思っていても、
しばらくすると全然足りない!ということになります。
序盤はとにかく育成リソースを節約しておきましょう。
推しキャラがいるなら最優先に育成
最も優先して育てるべきキャラクターは、自分が好きなキャラです。
推しがいるのなら、推しで戦うのが一番楽しいはずです。
Sクラスエージェントがいれば優先する
エージェントにはSクラスとAクラスがあり、
Aクラスは登場確率が高いかわりに性能は少し控え目、
Sクラスは出にくいかわりに強力なエージェントとなっています。
単純な性能比較は難しいですが、
Sクラスのエージェントの方が強力な可能性は高いです。
そのためどのエージェントを育てればいいか分からない場合、
Sクラスのエージェントがいるなら優先してみてもいいでしょう。
ガチャで最初に当たったS級キャラ、
それだけで愛着も湧いてくるかもしれません。
1人は強攻キャラがほしい
好きなキャラクターがいない場合、
エージェント特性が「強攻」のキャラクターをとりあえず1人選びましょう。
誰でも入手できるキャラだと、「ビリー」や「カリン」が該当します。
強攻とは、敵にダメージを与えるのが得意なエージェントの特性です。
いわゆるアタッカーですね。
アタッカーを強化していけば敵に与えるダメージも伸びやすいですので、
その分だけステージの攻略がしやすくなってきます。
武器もキャラクター同様、
少数精鋭で強化していくことをおすすめします。
そういう点で考えると、
邪兎屋(初期メンバー3人)で戦っていくのも悪くありません。
武器(音動機)強化
武器の育成についても、キャラクターの育成と同様です。
ゼンレスゾーンゼロの世界では、音動機というアイテムが武器に相当します。
装備したキャラクターの攻撃力を上昇させるアイテムで、
強化するほど上昇する攻撃力も大きくなります。
こちらもキャラと同様、強化する音動機を絞っておきましょう。
でないと音動機の強化が追い付かず、敵にダメージを出せない。
そのせいでステージを進められないということにもなりかねません。
強化していく音動機を早めに絞り、
少数精鋭でしっかりと強化をしていきましょう。
ボンプ育成
ボンプの育成もおそらくキャラクターや武器と同様でしょうが、
この部分についてはリリース前なので推測しづらいというのが正直なところです。
とはいえ強化していくためには育成リソースが必要なのは共通でしょうがから、
少数精鋭で強化していくのが無難でしょう。
序盤から育成素材を使い、あとから後悔するような事態だけは避けたいですね。
ポリクローム(原石)は限定ガチャに集中投資
ポリクロームとは
ポリクロームとは原神でいう原石の位置づけにあるアイテムで、
ガチャを引いたりバッテリー(スタミナ要素)を回復したりするのに使用できます。
課金でも入手することは可能ですが、
それ以外の入手方法はそれほど多くないですし、入手量も少ないです。
複数の使用方法があるポリクロームですが、
基本的には「ポリクロームはすべて限定ガチャで使う」くらいのつもりでいた方がいいと思います。
仮に好きなキャラが恒常ガチャで登場するエージェントだったとしても、
そのエージェント目的で恒常ガチャを引くのはおすすめしません。
自分で判断できるようになるまでは、
ポリクロームは限定キャラのガチャにすべて回すようにしましょう。
恒常ガチャより限定ガチャを優先する理由
エージェントを入手できるガチャには、限定ガチャと恒常ガチャの2種類があります。
実装キャラが増えてきたら限定ガチャが複数並んだりすることになるかもしれませんが、
今はそこには触れないようにしておきます。
お目当てのキャラが限定キャラだった場合はもちろん限定ガチャを引くべきですが、
恒常ガチャから出てくるキャラがほしい場合はどうでしょうか?
恒常ガチャから排出されるSクラスエージェント:
猫又、グレース、クレタ、ライカン、リナ、「11号」
結論から言うと、恒常ガチャ対象のキャラが欲しい場合であっても、限定ガチャを引いた方がいいです。
その理由は2つ。
「S級のほしいキャラを引ける確率が同じ」こと、
そして「ハズレの価値が違う」ことです。
恒常キャラを引ける確率は変わらない
恒常ガチャ
まずは計算しやすい恒常ガチャから。
恒常ガチャでS級の結果が出るのは0.6%。
その対象はエージェント6名+音動機6種。
ですのでグレースが登場する確率は0.6%÷12種=0.05%となります。
仮に200回ガチャを引いてもお目当てを引ける確率は10%未満…
とりあえずとんでもなく低い確率です。
限定ガチャ
対して限定ガチャの場合、
S級となる確率は同じく0.6%なのですが、
S級の対象はエージェントのみとなっています。
そしてピックアップ対象のエージェントが出現する確率は50%、
それ以外のエージェント6名となる確率も50%です。
つまり限定ガチャからグレースが登場する確率は、
0.6%×50%÷6種=0.05%となります。
というように、グレースが登場する確率は2つのガチャで同じ数値となりました。
どちらを選んでもグレースを入手できる可能性は変わらないということですね。
ハズレの価値が違う
お目当ての確率は変わらないことが確認できましたが、
お目当て以外を引いた場合はどうでしょうか。
2つのガチャでの違いは、
恒常ガチャの場合はS級音動機、
限定ガチャの場合はピックアップ対象エージェント
という部分になります。
(お目当て以外のS級キャラは共通です)
S級音動機とピックアップ対象エージェントを比較した場合、
エージェントを獲得できた方が圧倒的に有利となる可能性が高いです。
ピックアップ対象エージェント
ピックアップ対象エージェントは強力なキャラである可能性が高く、
育ててあげれば大いに活躍してくれるでしょう。
また、限られた期間にしか獲得できないキャラですので、
あとから欲しくなっても獲得するのが非常に困難です。
S級音動機
対してS級音動機の場合、
使えるかどうかは所有しているエージェントに大きく左右されます。
音動機が持つ効果を発揮するためには、特性が合うエージェントに装備させる必要があります。
例えば適合適性が強攻の音動機だった場合、
強攻特性のエージェントに装備させないと効果が発動しません。
しかもS級音動機は特性の属性ダメージを上昇させる効果がありますので、
充分活用させるためには、特性と属性の両方を一致させる必要があります。
S級音動機は活用できるエージェントが少ないというデメリットがあります。
恒常ガチャで特定の音動機を期待して引くのは、確率が低すぎておすすめしません。
攻撃力はA級音動機と比べて高くはなりますが、
それだけでは充分な恩恵があるとは言えません。
入手しても全く使わないことがある可能性がある音動機よりも、
いずれ使うかもしれないキャラの方が圧倒的におすすめです。
恒常ガチャは引いてはいけないのか
それでは恒常ガチャを引いてはいけないのかというと、
決してそういうわけではありません。
恒常ガチャを引く方法はポリクロームを使う方法以外にも
「未加工マスターテープ」というアイテムを使う方法もあります。
未加工マスターテープは恒常ガチャを引くためのアイテムです。
このアイテムもある程度の数を入手することができますので、
恒常ガチャは未加工マスターテープを使って引きましょう。
音動機ガチャはボンプガチャはどうなのか
特定の音動機やボンプがピックアップされているガチャについても、
原則としてはエージェントが揃ってきてから引くのがおすすめです。
音動機はあくまでも武器であり、
それを装備して活用するためのキャラが必要不可欠です。
そのキャラが不足している状態で音動機を集めても、
結局は宝の持ち腐れになってしまう可能性が高いです。
ボンプについては戦闘で役に立ってくれる可能性は高いですが、
そもそも主に戦闘をするのはエージェントです。
そのエージェントが用意できていない状態でボンプを引いても、
戦闘を円滑に進められる可能性は低いでしょう。
そのため、まず引くなら限定エージェントのガチャが最優先です。
恒常ガチャやボンプのガチャについては専用アイテムがありますので、
それらのガチャ券アイテムが手に入った時に引くようにしましょう。
バッテリー(スタミナ要素)の管理
バッテリーの自然回復を最大限活用する
ゼンレスゾーンゼロには、バッテリーという時間経過で回復するものが存在します。
原神でいう天然樹脂といえば分かる方もいるでしょうか。
バッテリーはVRテストという育成バトルで使用するもので、
ここではエージェントや音動機の育成経験値、レベル上限解放の素材などを回収できます。
バッテリーは6分に1ずつ回復するのですが、
バッテリー上限が240と決まっています。
そして上限以上のバッテリーがある場合、それ以上は回復しなくなってしまいます。
そのためバッテリーの基本としては、
バッテリー残量が上限に達する前に消費する、ということになります。
6分に1回復、つまり1時間で10回復、1日(24時間)で240回復することになりますので、
丸1日バッテリーを消費しなければ上限に達してしまいます。
ゲーム序盤は重要性を感じづらいバッテリーですが、
ゲームを進めていくにつれ、キャラの育成にも音動機の育成にも膨大な素材が必要となり、
それに伴って大量のバッテリー消費が要求されるようになります。
いずれ喉から手が出るほどほしくなってくるバッテリー、
ゲーム序盤から大切に使っていきましょう。
使い道が分からない場合、
とりあえずは主力で育成しているキャラの上限突破素材を集めておくといいでしょう。
素材は合成することで上位の素材に変換することができますし、
いずれ大量に集めないといけなくなってきます。
主力用の素材は、速いうちから集めておいて無駄になる可能性はかなり低いでしょう。
バッテリー回復アイテムはなるべく使用しない
ゲームを進めていくと、
キャラの育成でどうしてもバッテリーが不足することになります。
そんなとき、ポリクロームや専用アイテムでバッテリーを回復させることが可能です。
ですが、当面の間はアイテムを使ってバッテリーを回復させることはおすすめできません。
その理由は、バッテリーの価値が名声ランクによって変わってくるからです。
名声ランクとはゲーム世界の難しさのことで、
ゲームを進めていくことで段階的に上昇していきます。
名声ランクが高いほど登場する敵も強くなるのですが、
入手できるアイテムや報酬の量やグレードもよりよくなってきます。
対してバッテリー回復アイテムによって回復するバッテリーの量は、名声ランクによらず固定です。
そのため、同じバッテリー回復アイテムを使ったとしても、
名声ランクが高いほど同じ回復アイテムを使って得られる報酬が多くなるのです。
名声ランクが低いと、同じバッテリー量でも手に入る報酬が少なくなってしまいます。
これがゲーム序盤にバッテリー回復アイテムを使うことをおすすめできない理由です。
VRテストの報酬が最大になる名声レベルに達したり、
ドライバディスクの厳選が最高効率でできるようになってくれば、
それがバッテリー回復アイテムを使う1つの目安になるかと思います。
ドライバディスク(聖遺物)の厳選は最小限に
ドライバディスクの厳選は、ゼンレスゾーンゼロの沼要素の1つです。
軽い気持ちで手を出すと、痛い目を見る可能性があります。
いきなり怖い書き方をしましたが、
ドライバディスク(原神で言う聖遺物)の厳選しすぎは要注意という内容です。
ドライバディスクとはエージェントに装備させる強化アイテムの1種で、
6か所ある部位それぞれに装備させてエージェントをパワーアップさせます。
ドライバディスクの種類ごとにセット効果というものがあり、
同じ種類のドライバディスクを2つ、もしくは4つ装備することで特別な効果が発生します。
それ以外にドライバディスク1つ1つに基礎ステータスとランダムステータスがランダムに設定され、
これらのステータスを高い次元で揃えていくのがドライバディスク厳選です。
ドライバディスク厳選には、
・セット効果厳選
・基礎ステータス厳選
・ランダムステータス厳選
という3つの段階があります。
基礎ステータス厳選
ドライバディスクは6か所の装備箇所ごとに出現する基礎ステータスが決まっています。
6か所中3か所は基礎ステータスが1種類しか登場しないので実質固定なのですが、
残る3か所は複数の基礎ステータスの中からランダムで決まります。
この基礎ステータスの部分が有用なものを揃えていくのが基礎ステータス厳選です。
ゲーム序盤は、とりあえず基礎ステータスが装備させるエージェントにとって有用かどうかで判断しましょう。
例えば強攻特性(アタッカー)のエージェントであれば、
基礎ステータスが攻撃力や会心率などになっていれば当たり、
防御力や異常マスタリーなどダメージに直結しづらいステータスがハズレという具合です。
とりあえず基礎ステータスが合うドライバディスクを揃えるところから始めましょう。
セット効果厳選
これは特定のドライバディスクを複数の部位に装備させることで発生します。
ドライバディスクごとのステータスや強化具合を気にしなくても、
ただ決まった種類のドライバディスクを装備させるだけで発動します。
そのため最低限の個数ドライバディスクを収集すれば完了します。
セット効果はドライバディスクを強化しなくても発動するため、
状況によってはドライバディスク強化を省くことも可能です。
とはいえセット効果を発動させるには、特定の種類のドライバディスクを集める必要があります。
ゲーム序盤はこちらから積極的に特定のドライバディスクを狙いにいくのは非効率的です。
基礎ステータスを必要なものに厳選した状態で、
セット効果も発動させられるとなお良しといったところです。
ランダムステータス厳選
恐らくリリースされてからしばらくすると、
YouTubeの攻略動画などでもドライバディスクのスコアが~というような動画が上がり始めることでしょう。
このスコアとは、ランダムステータスのうち有用なステータスがどれくらい高いのかを数値化したものです。
例えば強攻特性(アタッカー)の場合、
攻撃力と会心率・会心ダメージの数値だけを計算します。
ステータスごとに価値が変わるため、計算するときには特定のスコアを倍にして計算したりします。
このスコアという概念は、ある意味ドライバディスク厳選の極致です。
基礎ステータス厳選とセット効果厳選を終わらせたことが前提で、
そこからランダムステータスがどれだけ高いのかを測る数値なのです。
ここまでくると、厳選するだけでも非常にたくさんのドライバディスク入手を繰り返す必要があります。
しかもランダムで決まるステータスが良いものになるかどうか、
完全に運任せの作業になってきます。
しばらくドライバディスク厳選したけど、一切成果が得られなかった…
そんなことが当たり前のように発生するのがドライバディスク厳選です。
ドライバディスク厳選よりも優先すべきこと
それよりも優先するべきことがあります。
それは、エージェントと音動機の育成です。
成果が得られるか分からないドライバディスク厳選よりも、
着実に繰り返せば確実に成果が得られるキャラ育成を優先した方が
失敗するリスクも少ないですし、恩恵もしっかり感じることができます。
ドライバディスクの厳選は基礎ステータスを揃えるくらいにしておき、
エージェント育成や音動機育成などが落ち着いてから挑戦してみましょう。
初級・中級調律は使ってしまってOK
インターノットレベル26になると、CDショップが解放されて初級調律が可能になります。
また、インターノットレベル35からは中級調律も解放されます。
これらはそれぞれ違うアイテムを消費しますので、
序盤から初級・中級調律をどんどん回してしまっても構いません。
セット効果が発動するように、ほしいドライバディスクを選んで調律していきましょう。
最後に
長々と紹介してきましたが、
これでも駆け足気味の解説となってしまいました。
もし細かく確認したいという部分があれば、
質問コメントいただければ回答させていただきます。
もちろん質問コメント以外も大歓迎です。
長くてもう忘れてしまったよという方は、
記事のなかで色がついている部分だけでも見返してみてください。
この記事がみなさんにとって少しでも参考になれば幸いです。